時間割番号: 000001 科目番号: 00010001
哲学Ⅰ
PhilosophyⅠ
 
担当教員
田中 智彦[TANAKA TOMOHIKO]
開講時期 前期 対象年次 1 単位数 2
◇ 曜日・時間:月曜1限
◇ 対象学科:全学科
◇ 受入人数:15名程度
◇ 科目を履修して得られる能力(コンピテンシー)
   別表1-1)言語を通した人間の創造的営みを理解する
   別表1-5)人間の思考の枠組みを知り、自らの思考を振り返る
   別表1-7)人間の心への理解を深める
試験の受験資格  
◇ 期末考査・再考査・再試験等の受験資格:原則3分の2以上の出席
授業の目的、概要等  
 人間はどのようにものごとを考え、感じ、そして行動するのか――誰しも一度ならず思い浮かべたことのある問いだろう。哲学も古来、その問いをめぐり思考を重ねてきた。哲学者や思想家が特別だったわけではない。他の人たちが「当たり前のこと」「わかったこと」にしてしまうところで、ただ彼らはそうせずに、その問いにもう一歩ふみこんで、答えを求めてさらに先へと、思考を深めていったにすぎない。そうした哲学の歩みは今日、私たちに何を教えてくれるだろうか。現代思想の入門書を手がかりに、それを受講者みなでじっくり読み解くことを通じて、「人間とはどのような存在なのか」をあらためて問い、考えてゆくことにしたい。
授業の到達目標  
(1)哲学・思想の入門書を「読める」ようになること。
(2)現代哲学・思想の「問いの立て方」と「論点」について基本的な理解を得ること。
(3)批判的に問いを立て、考えるための基本的な構えを身につけること。
授業方法  
 授業はセミナー形式で進める。テキスト(入門書)は一章ずつ、みなで読み進めてゆく。受講者には授業の前に、テキストの該当箇所をあらかじめ読み、疑問点やコメントを書いて提出することが求められる。授業ではそれらをもとにして解説や議論を行い、内容について理解を深めてゆく。
授業内容  
(1)近代の西洋哲学・思想は「人間」について何を、どのように問い、考えたか。
   (例:ヘーゲル、マルクス、ニーチェ)
(2)現代の西洋哲学・思想は「人間」について何を、どのように問い、考えたか。
   (例:フーコー、レヴィ=ストロース、ラカン)
(3)上の(1)(2)から、「人間」とはどのような存在であると考えられるか。
成績評価の方法  
◇評価:期末レポート 60%
    授業への参加度 40%(事前課題への取り組み、議論への参加度など)
◇再評価:有(レポート)
成績評価の基準  
「東京医科歯科大学全学共通科目履修規則 別表2」による
準備学習等についての具体的な指示  
 受講者には授業の前に、テキストの該当箇所をあらかじめ読み、疑問点やコメントを書いて提出することが求められる。それはまず自分なりにテキストを理解し、その時点での到達点を言葉にした上で授業に臨むということである。授業ではそれらをもとにして解説や議論を行い、内容について理解を深めてゆく。こうしたプロセスを経ることで、自分の「読み」の深さを省みるとともに、他の「読み」の可能性にも自分を開いていけるようになる。そのためにも、準備段階から授業における解説・議論までの能動的な関与と、そこで学んだことの積極的な吸収・応用に努めてもらいたい。
教科書  
教科書1 ISBN 978-4166602513
書名 寝ながら学べる構造主義
著者名 内田樹 出版社 文芸春秋 出版年 2002
教科書  
テキストの他にも文献等を用いる。その場合は随時コピーを配布する。
参考書  
参考書等は授業の中で随時紹介する。
履修上の注意事項  
出欠については、出欠管理システムの記録と、教員が毎授業時にとる出欠とを併用する。
オフィスアワー  
田中 智彦:
前期:毎週月曜日 12:30〜13:30 管理研究棟2階 哲学研究室
後期:第1・第3水曜日 12:30〜15:00 管理研究棟2階 哲学研究室
連絡先(メールアドレス)  
田中 智彦:tanaka.las@tmd.ac.jp