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研究室の紹介

研究室の背景

高谷節雄
東京医科歯科大学 副学長
 生体材料工学研究所 システム部門生体システム分野
101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3-10
Tel: 03-5280-8168, Fax: 03-5280-8168
e-mail: takatani.ao@tmd.ac.jp

 東京医科歯科大学生体材料工学研究所生体システム分野(英文名:Department of Artificial Organs)は、1999年研究所の改組と共に新設された講座で、先端的人工臓器、特に、人工心臓の研究を中心に行っている。生体材料工学研究所には、3部門、素材(Biomaterial)、機能分子(Functional Biomolecules)、とシステム(BioSystems)がある。素材部門には、金属、無機、有機の3分野、機能分子には、分子設計、分子認識、分子制御の3分野、そしてシステム部門には機械、計測、制御、情報と生体システムの5分野がある。従って、当研究所内には人工臓器の開発に必要なあらゆる分野が存在することになり、夫々の分野の特徴をフルに生かすことにより、先端的人工臓器の創製が可能になる。また、当研究室は大学院医歯学総合研究科の先端医療開発学系専攻の中の先端外科治療学大講座の人工臓器工学を担当しており、医学・歯学部との研究における連携はもとより、博士、修士の学生を対象に人工臓器開発の基礎から臨床に至る一貫した研究教育を行っている。研究室(生体材料工学研究所地下室)には、大型動物(仔牛)を用いた慢性実験が可能な清潔手術室(臨床レベル)、管理室(3頭まで大型動物の管理が可能)、クリーンルーム(クラス100)等が完備した人工臓器研究施設が新設され、素材開発、システム創製、InVitro実験評価、動物実験から臨床応用へと世界のメッカとなり得る環境も整っている。また、学際的そして国際的なセンスを有する人材の養成を重要視しており、国内では4大学連合(東京工業大学、一橋大学、東京外国語大学)を通した共同研究、国外では米国、ドイツやオーストリアを含む欧米諸国の大学との連携もあり、共同研究集会、スタッフや学生の派遣・招聘を行っている。特に、ドイツアーヘン市に在するアーヘン工科大学のヘルムホルツ研究所との間に”新しい循環維持システムと要素技術の創製に関する国際共同研究“がスタートし、共同研究を通して、人工心臓の実用化そして国際的センスを有する人材の育成を目指している。
 人工臓器は、21世紀医療を担う重要な技術であり、本邦こそが必要とする技術であり、実用化に要する技術基盤は十分存在する。新しい人材の育成を行い、学際的・国際的センスを身に付けた医療産業人を社会に輩出することで、経済を立て直し、国際的なリーダーシップを発揮することが強く望まれる。若い希望に溢れる学生諸君の手によってこの日本経済を立て直し、将来に向け発信して欲しい。その一環として、我が研究室は希望に満ちた学生諸君に、人工臓器の研究を通して、将来への夢そしてVisionを与えることができるものと信じる。人工臓器、特に、人工心臓の研究に興味がある学生諸君の我が研究室への入室を歓迎する。